毎日お昼11時になると、事務所のキッチンに立ちお昼を作ってくれていたのは父でした。わたしはほぼ毎日、父の手作りランチを食べていました。
「うまいか?そうか」といつも嬉しそうに聞いてくれてたな…
日頃は無口な人で、親子の会話なんてほとんどなかったですが、料理を通して会話してくれてたというか、愛情を注いでくれていたのかな、なんて思ったりします。
時には、打ち合わせ終わりのお客様にも振る舞うこともありました。
なかなかな腕前だった父にはまだまだ全然敵いませんが、最近では私が作るようになりました。
いずれはお客様に振る舞える様なレベルを目指して!
父は、建築士と施主様という関係だけでなく、人と人しての関係を築くことを大事にしていました。
その一つの方法として、”料理”があったように思います。
私も、見習おう。