父は、お客様と一緒に考え、一緒につくることを、とても大事にしていた建築家でした。
土地から探し、資金計画やローンの相談も受ける。お客様の代わりに交渉し、選択し、提案。納得して頂くまで、何度も何度もくり返す。
時には、棚や机、看板に表札、タオル掛けに花籠なんかも、、、お客様が欲しいといえば、「よし!わかったまかせとけ」と嬉しそうに引き受けていました。
完成を気長に待ってくださるお客様あってこそ、でしたが。笑。
そうそう、ある時なんか、施主様夫婦の離婚危機を救うため、仲裁役を引き受けて、事務所に呼んで夜中まで話し込んだりしたそうです。
コンサルタントとは、「ある事柄について助言・指導を行う専門家。相談役」のこと。
「檀はお客様にとって一番の相談役であること」・・・1993年に設立してから26年、父がずっと貫き、大事にしていたスタイルです。
そして、これからは私たちが、私たちの方法で、繋いでいきたいと考えているスタイルです。
その大きな一歩としたのが、今回の自社Webリニューアル。
スタートしたのはちょうど一年前の今頃。
言いたしたのは、弟からでした。
彼の中で色々と思うタイミングだったのだと、今思い返すと感慨深い、、
明日は、その話、ちょっとしようかと思います。
では、また明日。